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元TOKIO・山口達也さん、アルコール依存症と「一生付き合って行こうと決めました」 会社設立も報告
アイドルグループ「TOKIO」元メンバーの山口達也さんが、「株式会社 山口達也」を設立し、同社ホームページを公開したことを報告した。
同社HPのトップ画面には山口さん自身の写真を掲載。同HP上にあるツイッターのリンク先は、同じ写真をプロフィール画像にした「山口達也@yamaguchi_inc」のアカウントにつながっており、会社設立に併せてSNSも開設したとみられる。
ツイッターアカウントのプロフィール文には、「山口達也です。この度私の会社のホームページを公開しました。これからは会社経営を行い、微力ながら社会貢献をしていきたいと考えております。何卒ご理解の程お願いいたします。 【株式会社 山口達也】」と書かれている。
同社HPでは、山口さん自身のことについて、「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました この病気と一生付き合って行こうと決めました」と報告。「この病気を克服する方法はただ一つ、『アルコールを一生一口も飲まない』事です」とも記されている。
そのうえで、「2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした 改めてお詫び申し上げます」と謝罪。「今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております 当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません 犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です 重ねてお詫び申し上げます」とのメッセージがつづられている。
HPの会社概要によると、会社代表は山口さんが務め、「各種依存症者向け講演活動」「企業向け各種危機管理セミナー」「SDGs活動のアドバイザー」などを事業内容としている。
「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動 また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』を開催したいと考えています」とし、山口さんが「ASK認定 飲酒運転防止インストラクター資格」「JDAP認定 メンタル心理カウンセラー資格」「ASK認定 依存症予防教育アドバイザー資格」といった各種資格を2022年中に取得していることも記されている。
山口さんは、2018年4月に女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検。のちに不起訴処分となったが、所属していたジャニーズ事務所を同年5月に退所した。2020年9月には酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕。同年11月に略式起訴され、罰金35万円の略式命令を受けていた。
食べ放題なのにスカスカ、「料理がなくなる可能性」承諾してたけど許せない!
「食べ放題」に行ったのに、まったく料理が出てこなかった。お金を返してほしいーー。こんな残念な思いをした人も少なくないようだ。
都内のジンギスカン食べ放題に行った会社員のナナミさん(東京都在住・40代)もその1人。「ランチタイムはまだ終わっていないのに、サラダなどの副菜やデザートは残っていませんでした」と怒りをあらわにする。
ナナミさんは店に入るときに「料理はない場合もあります。なくなったとしても補充しません」と言われていたという。しかし、まさか本当にないとは思っていなかったようだ。
「食べ放題」で満足に食べられなかった場合、店側に「返金」を求めることはできるだろうか。消費者問題にくわしい岡田崇弁護士に聞いた。
アマゾンに「星5つ」の評価を書いてお金ゲット――「捏造レビュー」の法的責任は?
商品レビューに「星5つ」など、不当に高い評価を書き込んで「対価」を得る――。そんな捏造レビューの書き込みに対して、米アマゾン・ドット・コムが厳しい対応を講じている。
米アマゾンは今年4月、売り手やメーカーから依頼を受け、高い評価の口コミを有料で投稿していた業者を訴えた。さらに、米ニュースサイト「Tech Crunch」によると、このほど、オンラインでフリーランスのライターなどに仕事を発注できるサイトを通じて、5つ星のレビューを提供していた男性を訴えた。
米アマゾンが具体的にどんな請求をしているかは明らかではないが、実際に商品を使ったことがないのに賞賛するレビューを書くことは、法的にはどんな問題があるのだろうか。消費者問題に詳しい上田孝治弁護士に聞いた。
「このようなチャンスは二度とない」 冤罪救うための「再審法」改正への期待と壁 成城大・指宿教授に聞く
裁判をやり直すための手続きを定めた「再審法」の改正に向け、多くの関係者が今その動向を注視している。
再審法とは刑事訴訟法にある計19の条文のことで、まとめてそう呼ばれている。
えん罪を晴らすための重要な法律にもかかわらず具体的な手続き規定がなく、無実の市民を救済できないと長年批判されてきたが、70年以上一度も改正されないまま今日に至っている。
「今回の改正のチャンスは二度とない」と話す成城大学法学部の指宿信教授に、改正を阻んできた構造的な背景や今の法律の問題点を聞いた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)
冤罪に注目が集まっている袴田事件の再審公判が大詰めを迎えていることから、指宿教授は「このタイミングを逃したら再審法を改正するチャンスは二度とない」と語る
レストランを酷評したら賠償!? 口コミサイトで「美味しくない」と書くのは違法?
フランス南西部のリゾート地、カップ・フェレにあるレストランを酷評したブロガーが、店のオーナーに訴えられ、約21万円の損害賠償を支払うはめになったというニュースが8月、日本でも話題を呼んだ。
BBCによると、問題のブログ記事は、ブロガー本人がそのレストランで食事をしたときの経験を書いたもの。店名を名指しして、「カップ・フェレで避けるべき店」というストレートなタイトルが付けられていた。
このブログは固定読者が3000人もいたため、レストランの名前をGoogle検索すると、その記事が上位に表示されることになっていた。フランスの裁判所が、このブログ記事を「営業妨害にあたる」と判断した背景には、こうした影響力の大きさもあったようだ。
一方で、日本の飲食店口コミサイトを見ると、「美味しくない」「サービス0点」「もう二度と行くことはない」といった批判は少なくない。日本でもこうした口コミを書き込んだら、店から訴えられる可能性があるのだろうか。石井邦尚弁護士に聞いた。
【マンガ】追突され全治半年、安い保険金を提示された「悲惨トラブル」の逆転劇
この漫画は、弁護士ドットコムの法律相談サービス「みんなの法律相談」に、実際に寄せられた女性の相談をベースとした漫画です。

【監修弁護士】澤田直彦(さわだ・なおひこ) 弁護士法人「直法律事務所」代表弁護士。企業法務・ベンチャー法務、IT法務、不動産法務をはじめとする企業関連のあらゆる法律問題に対応する傍ら、多数の講演やセミナーも手掛ける。テレビドラマ『刑事ゆがみ』『グッド・ドクター』にも法律監修として制作に参加した実績を持つ。
妊娠中に「夫の浮気」が発覚、妻はどんな請求ができるか?
恋愛や結婚といった男女関係は、うまく行っているときはいいが、浮気や不倫がばれたら大変で、場合によっては裁判沙汰にまで発展する。恋愛に関する生々しい告白が投稿されている女性向けの匿名掲示板サービス「GIRL’S TALK」に寄せられたケースをもとに、どんな法律問題が生じることが想定されるのか、考えてみたい。
●「妊娠中に、夫が会社の女性と浮気しました」
「妊娠中に夫が浮気していたことが発覚しました。相手は夫と同じ会社で同じ部署にいる年上の女性です。発覚後には相手の女性とも電話で話しました。夫にこれからどうしたいか聞いたところ、『責任をとって別れたい』と言われました。私は『責任を取るなら、別れることじゃない』と言いました。夫から『じゃあこれから何事もなかったかのようにしよう』と言われ、腑に落ちない結論となりました。
その後も夫の浮気は続いていたようで、夫が浮気相手に送っているメールを見てしまいました。『一日だって忘れたことがないって言ってくれて嬉しかった』というようなメールを夫が送っていて、ショックでした。子供のことを考えると別れたくなく、私自身も別れたくなかったのですが、別れた方が良いのか悩んでいます」(GIRL’S TALKの投稿を要約)
このように、妊娠中に夫が浮気をしていたことが発覚した場合、妻からはどのような法的請求をすることが考えられるのだろうか。荒川和美弁護士に聞いた。
●「二度と不貞をしない」という誓約書を求めることも
荒川弁護士によると、離婚をするかしないかで、夫に対する請求の内容が変わってくるという。
「離婚をしないという選択をした場合、妻は夫に対して、『女性と別れること』『二度と不貞をしないこと』『今後もし離婚となった場合に○○円の慰謝料を支払うこと』などの誓約書を作ることが考えられます。
一方、離婚する場合は、夫に対して、子供の親権、養育費、財産分与、慰謝料を請求します」
その場合、夫が離婚に応じなければ、「調停や訴訟が必要なこともあります」という。
また夫だけでなく、その浮気相手の女性に対しても、慰謝料を請求することが考えられる。これも、離婚しない場合とする場合で、金額が変わってくるようだ。
慰謝料の金額は、離婚しない場合50万円から100万円程度、離婚する場合は、夫と女性の両者で200万円から300万円の実例が多いようです」
●「浮気の責任」を追及するときに注意するべきポイントは?
では、妻が浮気の責任を相手女性に追及しようとするとき、注意したほうがいいポイントはあるのだろうか。荒川弁護士は次のように説明する。
「夫婦関係の状況によっては、不貞女性に対して慰謝料が認められないこともあります。
平成8年(1996年)3月26日の最高裁判決は婚姻関係が既に破綻していた場合には『権利又は法的保護に値する利益があるとはいえない』として、慰謝料の請求を認めませんでした。
したがって、夫に過去にも不貞があるとか、家出やDVがある場合などには注意が必要です」
「浮気は男の甲斐性」あるいは「不倫は文化」という言葉もあるが、法律の世界ではそのような主張は通らない。浮気の代償は、夫にとっても相手女性にとっても決して小さくないということを肝に銘じておくしかないようだ。
「義実家の墓に入りたくない!」義家族からの嫌がらせで決意した妻…遺言書に書けば大丈夫?
「死後、義実家の同じ墓に入りたくない」
そう考える女性は少なくないようです。弁護士ドットコムにも墓に関する相談は多く寄せられていますが、その中には、さまざまな理由から夫側の墓に入りたくないというケースがあります。
長年、「嫁として義父のお世話をしてきた」という相談者の女性は、女性の子どもの大学の学費を援助してもらったことを、夫の兄に「父のお金を騙してとって使った。ずるい」などと言われたそうです。
女性は、「子どもは義父にとっては実の孫。義父はかわいがってくれていました。それをそんなふうに言われるのは心外です」と憤っています。
今も夫の兄からの嫌がらせは続いているといい、女性は自分の死後を見据え、夫の兄も入るであろう夫側の墓に入りたくないと考えているそうです。
女性が夫側の墓に入らないても良い方法はあるのでしょうか。僧侶でもある本間久雄弁護士に聞きました。
常磐線の不当運賃訴訟「不便さ、50年変わらず」原告が最後の訴え 9月15日判決
東京メトロ千代田線に乗り入れるJR常磐線各駅停車の亀有・金町駅を使う住民が「不当な運賃を取られている」として、両社と国を相手取り、損害賠償を求めた訴訟が5月31日、東京地裁で結審した。判決は9月15日午後1時10分に言い渡される。
この日は、原告の本人尋問が行われ、松永貞一さんが時折、被告側の弁護士らを見つめながら実情を訴えた。
「大学生のころ、上野まで直通18分だったのが、乗り換えが必要になって乗車時間は24、25分に。さらに運賃も高くなりました。10年以上、毎日少しずつ損しています。こんなことは許せません」


運賃は2023年3月の値上げ前の金額
マッチングアプリでトラブって「さようなら」…怒った女性にチャットと写真をさらされた!
「マッチングアプリのチャット内容が晒されてしまいました」。弁護士ドットコムにこのような相談が寄せられている。
相談者はマッチングアプリで知り合った女性とトラブルになり、チャットで「女はいっぱいいる」「他の女と話すからさようなら」などの発言をしたという。
この発言に憤慨した女性は、相談者に「チャット内容と(相談者の)写真をネット上に晒してやる」と言い、SNSなどですでに拡散をしているそうだ。
女性の行為は法的に問題はないのだろうか。渡邊幹仁弁護士に聞いた。